弁政連ニュース

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「第1回弁政連支部サミットin札幌」のご報告

札幌支部 支部長 八木 宏樹
千葉県支部 支部長 拝師 徳彦

令和6年6月21日(金)午後3時から、札幌弁護士会館において「第1回弁政連支部サミットin札幌」を実施しましたので、以下のとおりご報告いたします。

1 開催の趣旨

弁政連の各支部は、本部理事会や支部懇談会で活動報告を行う等して、いわば本部との関わりの中で情報共有を行ってきました。

この度の弁政連支部サミットは、有志の支部が参加し、日頃、各支部が活動をしていく中で悩んでいることや工夫していることについて情報交換をし、支部間の交流を図るとともに、今後の各支部活動の活性化を図ることを目的として行われたもので、弁政連本部の公式行事ではなく、あくまでも有志の支部により行われたものです。

2 参加支部・議題

⑴ 参加した支部は、札幌支部、釧路支部、函館支部、新潟県支部、長野県支部、三重県支部、香川県支部、千葉県支部の8支部です。

なお、本部からは、来賓として、小林理事長、齋藤幹事長(千葉県支部)、笠井副理事長、奥副幹事長もご参加いただきました。

参加人数は、全員で35名です(本部からの来賓4名を含む)。

⑵ 議題は、事前に案を募り、以下の8点を中心に意見交換を実施しました。

  1. ① 各支部の事務局体制
  2. ② 各支部のパーティー券の購入状況
  3. ③ 候補者に推薦状を出す運用基準及び悩んだ事例
  4. ④ 弁護士出身の地方議会議員輩出に向けた活動の有無・内容
  5. ⑤ 選挙における挨拶依頼の対応
  6. ⑥ 地域司法充実のための地域連携、その他単位会の各種委員会との連携
  7. ⑦ 支部会員の増員に向けた対策及び会費納入漏れに対する対策
  8. ⑧ 次回以降の支部サミットの開催について

3 雑感

⑴ 意見交換の結果、議題によっては、支部によって地域差があることが改めて分かりました。支部によっては、政治情勢として政権与党が議員のほとんどを占めており、政治的中立性を保てるのかという点を悩みながら活動を行っているという報告もありました。

⑵ 他方で、弁政連は、特定の政党や議員を支援するための政治団体ではなく、公益のために、日本弁護士連合会の立法制度等に関する意見を政治に届けるための架け橋であるという点については、どの支部も共通の認識を持っていることも再確認することができました。

⑶ 最後に、今後の弁政連支部サミットの持ち方についても協議を行いました。

前記1のとおり、本サミットは弁政連支部の有志により行われたものです。本部理事会や支部懇談会を通じて支部間の情報交換は図られている面もあることから、今後の弁政連支部サミットの持ち方については、あくまでも支部有志で行うこととしました。

また、開催の頻度は、毎年ではなく、2年ないし3年に1回等、隔年以上の頻度で行うのが相当であるということについて異論は出ませんでした。

そのため、次回の開催時期や場所について正式な決定は致しませんでしたが、今後も弁政連支部サミットは定期的に実施をする予定です。

⑷ 今回の支部サミットに参加いただいた各支部の皆様及び本部の皆様に感謝を申し上げ、ご報告とさせていただきます。この度は誠にありがとうございました。

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