弁政連ニュース
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日本司法支援センターを通じた民事法律扶助、法律援助(日弁連委託事業)について
〜公明党青年委員会との懇談会〜
2024年2月27日、参議院議員会館において「日本司法支援センターを通じた民事法律扶助、法律援助(日弁連委託事業)」をテーマに、日本弁護士政治連盟と公明党青年委員会との懇談会を開催しました。
公明党から、矢倉 克夫 参議院議員(青年委員会顧問・埼玉弁護士会会員)、国重 徹 衆議院議員(同委員長・大阪弁護士会会員)、伊佐 進一 衆議院議員(団体交渉WT顧問)、杉 久武 参議院議員(同WT座長)、河野 義博 参議院議員(同WT事務局長)、安江 伸夫 参議院議員(同副委員長・愛知県弁護士会会員)、伊藤 孝江 参議院議員(女性委員会副委員長・兵庫県弁護士会会員)が出席し、弁政連・日弁連から、三宅 弘 企画委員長をはじめ15名の弁護士が出席しました。
懇談会では、日弁連から、法テラスの弁護士報酬の現状、立替費用の返還方法や免除要件における制約についての説明、民事法律扶助の利用者負担の見直し、対象事件の拡大、担い手たる弁護士の報酬の適正化に関する日弁連の取組等が紹介されました。
これに対して参加した国会議員からは、自身が弁護士として法テラスを利用した実感を踏まえ、改善を要する事項に関する発言や制度改革のために必要となる視点の指摘や問題提起等がなされ、より良い制度とするための課題とその取組について活発に意見交換がなされ、充実した懇談会となりました。
(企画委員会副委員長 髙田 正雄)
弁護士・銀行員としての経験を活かして17年に渡り活躍中の政治家 〜階猛衆議院議員との交流会〜
2024年5月20日、階 猛 衆議院議員(立憲民主党・無所属、小選挙区(岩手県第一区)選出、岩手弁護士会会員・修習56期)との交流会が、弁護士会館にて開催されました。階 猛 議員は、弁護士・銀行員としてのご経歴を経て、国会内で17年間にわたりご活躍されています。当日は、三宅 弘 副理事長(企画委員長)、斎藤 義房 副理事長(広報委員長)をはじめ、18名の参加がありました。
階 猛 議員からは、弁護士として国政に携わる意義として、民主党政権与党時代に、相続の承認期間の延長、二重ローン対策、支援機構の設立などを行ってきたご経験をお話いただきました。弁護士の経験をもつ政治家として、立法化の際に条文の構成を考えられることで重要な役割を果たせる旨のお話がありました。
さらに、バブル期に銀行員としての当時の勤務先であった日本長期信用銀行が倒産したご経験から、日本の経済破綻への危機感とご自身が考える対応策などについても具体的にお話がありました。
会場からは、階 猛 議員が裁判員として中心的な役割を務められた弾劾裁判についての質問がなされました。階猛 議員からは、ご自身が認識された問題点として、調査官のような職員の不在という制度上の問題をはじめ、裁判員の中で法曹実務経験者が3 分の1 以下と少数であることなどについての指摘がありました。
階 猛 議員のお話からは、国会質問や法案提出に対するストイックさ・実直さが滲み出ており、実績の中にも銀行員時代・弁護士時代のご経験が確かに反映されていることがわかりました。終始、弁護士が国政にかかわることの価値を参加者に再認識させていただける交流会となりました。
(企画委員会副委員長 久道 瑛未)
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