弁政連ニュース
ごあいさつ
あってよかった弁政連
日本弁護士政治連盟
理事長 菊地 裕太郎
明けましておめでとうございます。
新しい年が本当におめでたいと祝える年になるとよいですね。そして日弁連、弁護士会の抱える諸々の政策課題がひとつひとつ実現に向かって歩を進めているという実感がもてる年になるとよいですね。
歩を進めるには、日弁連・弁護士会が一丸となって社会にアピールし、運動を強めることが肝要ですが、対「社会」の肝は、やはり立法・行政府にあります。訴求力は一朝一夕に培われるものではありません。議員、官僚などの方々と日頃の顔を見える関係性を地味ながら紡いでいくことが大事です。
弁政連はそのベーシックなところを、各支部と連携して担っています。吉田誠司京都弁護士会会長(令和5年度)が「あってよかった弁政連」というお題で、支部のニュースに寄稿されています。再審法改正運動で議員の橋渡しを弁政連が行ったということです。加入して直接のごりやくが見えなくとも、いざという時の「あってよかった弁政連」なのです。この潜在的な役割こそが日弁連の潜在的成長率を高めているのです。
支部との意見交換会、支部間交流など支部との連携を強化し、地元議員、自治体の首長・議員との意見交換を促進し、日弁連・弁護士会の政策実現に一丸となって取り組む所存であります。何とぞひとりでも多くの会員にご加入戴き、弁政連の活動にご理解・ご協力賜りますようお願い申し上げます。
更なる改革に向けて
日本弁護士連合会
会長 小林 元治
明けましておめでとうございます。
日弁連会長に就任以来、民事法律扶助改革・改善、再審法改正や谷間世代に関する問題の解消に向けた活動等に取り組んできました。それらの活動の中では、院内意見交換会の開催や応援・賛同メッセージなど、国会議員の皆様に多大なご協力をいただきました。
そのほかにも、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進やオンライン接見の実現に向けた活動など、多くの課題に取り組んできました。これらの、日弁連、弁護士会が取り組む諸課題については、法改正や予算措置の必要性を伴うものも多く、これらを実現していくためには政府や国会議員、政党の皆様のご理解とご協力が不可欠です。
弁政連の皆様にはこれまでも様々な場面でお世話になってきておりますが、取り組むべき諸課題が多様化している現状において、これまで以上に弁政連と日弁連が連携して取組を進めていく必要があります。
私の日弁連会長としての任期は残り僅かとなりましたが、任期満了までの間、各課題に全力を傾注する所存ですので、弁政連会員の皆様におかれましては、変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。
ごあいさつ
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