弁政連ニュース
クローズアップ
全国支部懇談会をオンライン開催
2021年1月27日午後0時半より、弁政連の全国支部懇談会が開催された。新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令中ということもあって、東京の弁護士会館内の会場には村越理事長をはじめ関係者数名のみが参加し、29支部の支部長・幹事長、本部役員等とZoomで結んで開催された。出席者は総計で46人だった。
懇談会前半には、「会員獲得へ向けた各支部の工夫」をメインテーマに、特徴的な活動を行っている複数支部から報告等を受けてディスカッションを行った。そのうち京都支部からは、政党との意見交換の際にテーマを所管する委員会の委員長が未加入であれば加入を促したり、会務に携わらない一般会員や新入会員への説明として「理」より「利」を説く方針のもと、弁護士自治が制限された英国の立法例や他士業の業務拡大に負けないためにも政治とのつながりが必要であることを説明する等して、加入者を増やすことができたという報告があった。委員会活動の延長として、政策課題を立法により実現するには政治とのつながりが必要であることを実感して貰うことが、加入への説得力になるということだった。
後半は、支部の事務局体制、会費、運動の成果等について尋ねた全国支部アンケートに関する回答の概要の説明があり、意見交換を行った。各地の実情につき、活発な発言をしていただき、2時間しっかりと有意義な懇談会を行うことができた。
(幹事長 谷 眞人)
三重県支部の政策提言活動について
三重県支部 副支部長 内田 典夫
弁政連三重県支部では、三重弁護士会の会長声明や各委員会で実働している若手会員らの意見をベースに要望(政策提言)集を作成し、毎年、県会議員を中心にした各会派(自由民主党(2014年~)、新政みえ(旧民主党系会派、2012年~)、公明党(2014年~)、立憲民主党(2020年~))の政策懇談会に参加して要望等を行い、県知事と懇談するなど、地域の課題について議論しています。
その中で、例えば、学校における法教育やいじめ予防授業、犯罪被害者支援条例の制定、成年後見人の首長申立の拡充、DV相談センターの設置などの地域の抱える課題について、地方議員や首長の皆様と協議することで、各会派党派の皆様との信頼関係が醸成され、結果的に、国会議員の皆様との関係も深まってきたものと思います。市・県レベルでの予算や条例制定について要望事項を反映した成果も挙がっています。
今後も、当支部では、若手会員に活動を体感できる魅力を訴え、会員の拡大に努めるとともに、地方の課題を中心に地方議員・首長との懇親を深めつつ、国会議員の皆様との連携も深化させていきたいと考えています。
若い世代の政治意識 現場の声を国政へ
~安江伸夫 参議院議員とのオンライン交流会~
2021年1月18日、公明党の安江伸夫 参議院議員(愛知県弁護士会会員・修習67期)との交流会がZoomを利用して開催されました。弁政連から 三宅弘 副理事長(企画委員長)、纐纈和義 愛知県支部長、荒木清寛 元参議院議員(愛知県弁護士会会員)をはじめ、企画委員会の若手弁護士ら21名が参加しました。
講話では、政治家を志された経緯をお話しいただくとともに、少年法改正問題、インターネットの誹謗中傷問題、不払い養育費問題対策PTの調査・政策提言など、各種の課題についてお話しいただきました。また、安江議員は、2019年に当時32歳という若さで初当選された最年少の国会議員であり、とりわけ若い世代との交流、若い世代の政治意識、現場の声を届けていく活動に全力で取り組まれています。安江議員は、自らが学生局長を務める公明党青年委員会の「時代を動かしていく、新しい世紀を創るのは青年の熱と力である」という気概をもって政治家として取り組む姿勢を紹介され、いち早くZoom等を駆使した対話集会を全国的に開催し、集めた現場の声に基づいて3度の政策提言を行い、政策実現を果たしたことなどを語っておられました。
その後の質疑応答・意見交換では、選挙区・愛知県からの参加者による安江議員の修習生時代の印象やエピソードの紹介、熱のこもった若々しい話に感銘を受けたとの声、教育問題や谷間世代問題への今後の取組みへの期待のほか、養育費問題と共同親権や面会交流との関係に関する質問、少子高齢化や若い世代との意識の違いに関する質問など活発に発言がなされ、とても充実した交流会となりました。
(企画委員会副委員長 髙田 正雄)
弁護士から政策担当秘書へ
二足の草鞋 -弁護士と国会議員政策担当秘書-
今井 時右衛門 東京弁護士会会員(新65期)

ご縁があって政策秘書になって早2年。仕事は委員会での質問作りや地元からの陳情処理など多岐に渡りますが、いずれも法律の知識が役立ちます。なかでも議員立法など立法作業に参画できるのは貴重な経験です。ユーザーとしての弁護士の経験を立法作業に活かすことができ、更には立法作業の経験を弁護士の仕事にも反映できます。興味のある方は是非ご連絡を!
宮崎政久衆議院議員(比例九州・自由民主党)政策担当秘書

ごあいさつ
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