弁政連ニュース
ごあいさつ
弁政連に入って
日弁連の政策実現を
目指そう
日本弁護士政治連盟
理事長 村越 進
今年は、10月までに必ず衆議院選挙が実施されます。他の士業団体とその政治連盟は、選挙に際し支持する政党や候補者の勝利と当選のために、精力的な活動を展開されます。そしてそのことが、各団体が望む業法改正等に関し、国会議員の理解を得る上で大きな力となっていると言われています。
一方、私たち弁護士は、政治や選挙と距離を置く傾向が強く、日弁連と弁政連は、業界の利益ではなく広く公益を追求し、不偏不党かつ全方位を原則としています。
しかし、日弁連が社会と市民のために掲げる政策課題の多くは、実現のために立法や予算を必要とするものです。従って、弁護士出身者をはじめとして、日弁連の政策や活動に理解のある国会議員が、立法府に一人でも多く存在することが望ましいことは、言うまでもありません。そして、そうした議員が増えるチャンスは選挙しかないのです。そこで弁政連は選挙に際し、党派を超えて、弁護士出身者など多くの候補者を推薦支援し、強制加入団体である日弁連が行いえない活動を行っています。
日弁連のサポーターとしてのそうした活動を一層充実させるためには、弁政連自体の組織強化が必要にして不可欠です。一人でも多くの弁護士会員、ことに日弁連と弁護士会の活動を担いその政策実現を願うすべての会員が弁政連に加入されることを、切に期待する次第です。
弁政連の皆様と
さらに連携した活動を
日本弁護士連合会
会長 荒 中
前年度は、丸一年コロナ禍の中での活動になりましたが、弁政連の皆様には、日弁連の政策課題の実現のため、中央・地方を問わず、村越理事長をはじめとする役員の皆様、会員の皆様に大変なご尽力をいただきましたことを心より御礼いたします。
特に、昨年4月から7月にかけて最終盤の局面に差しかかりつつあった少年法改正問題、検察庁法改正問題、今年に入ってからの感染症法やインフルエンザ特措法などの改正問題は、短期間の間に多くの政党の方々、国会議員の方々と面談し、日弁連の立場や考え方を理解していただき、これを生かし、あるいは実現する必要がありましたが、弁政連の皆様との共同作業によりこれを実践し、結果を出すことができたことは今後の活動にも大きな影響があるものと考えます。
今年もまた少年法や入管法の改正案が国会で審議され、さらには民事訴訟や刑事手続のIT化に向けた動きがより具体化されることになっています。そのほか、憲法改正問題や死刑廃止に向けた取組も行わなければなりません。また、ほかの士業による法律事務に対する職域拡大の動きも強まっており、これに的確に対応する必要があります。このような問題に迅速にあるいは適切かつ効果的に対応するためには、引き続き弁政連の皆様とこれまで以上に連携しつつ活動する必要があります。
是非ご支援、ご協力をお願いする次第です。
ごあいさつ
特集
クローズアップ
- 全国支部懇談会をオンライン開催
- 三重県支部の政策提言活動について
- 若い世代の政治意識 現場の声を国政へ
~安江伸夫 参議院議員とのオンライン交流会~ - 弁護士から政策担当秘書へ
二足の草鞋 -弁護士と国会議員政策担当秘書-
ご案内・お知らせ