弁政連ニュース
クローズアップ〈座談会〉
日弁連の国際戦略 Ⅱ
国際司法支援、国際人権への取組(1/5)
国際司法支援、国際人権への取組(1/5)
司会 伊藤 敬史 広報委員会副委員長
外山 太士 氏
日弁連国際交流委員長
東京弁護士会会員
磯井 美葉 氏
国際協力機構 国際協力専門員
第一東京弁護士会会員
大村 恵実 氏
日弁連国際人権問題委員長
東京弁護士会会員
司会
伊藤 敬史
広報委員会副委員長
【伊藤】今回は、日弁連の国際戦略の第2弾ということで、国際司法支援、国際人権に関して伺います。最初に自己紹介をお願いします。
【外山】外山太士と申します。現在、日弁連の国際交流委員会の委員長をさせていただいております。今日の話題である国際司法支援活動には2001年頃から携わっていますので、10年以上携わっていることになります。国内に事務所を持って弁護士業務をやりつつ、日弁連の活動として国際支援活動をやってきました。
【磯井】磯井美葉と申します。6年半ほど国内の法律事務所で弁護士実務をした後に、2年間モンゴルでJICAのプロジェクトの専門家として赴任しまして、その後、日本に戻ってきてJICA本部で法整備支援、日弁連では国際司法支援とも言っていますが、JICAの職員に対するアドバイザーをして11年目になります。その間にもカンボジアに1年赴任しています。また日弁連の国際交流委員会の関係では、2003年頃からカンボジアの支援にかかわっています。国際人権問題委員会にも所属しています。
【大村】大村恵実と申します。私は、弁護士登録後3年目で留学して国際人権法を勉強し、日本に戻って日弁連の国際人権問題委員会から、この活動に際して何度かジュネーブに派遣していただきました。
その後2010年から3年間、ジュネーブの国際労働機関(ILO)の国際労働基準局に勤め、各国政府が批准した条約について提出する報告書を審査する仕事をしていました。今年3月から日弁連の国際人権問題委員会の委員長を務めております。
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