弁政連ニュース
〈座談会〉
被災地の声を国会に
~弁護士による政策提言~(1/6)
~弁護士による政策提言~
(1/6)
司会 岡本 正 広報委員会副委員長

亀山 元 氏
大阪弁護士会会員
前遠野ひまわり基金法律事務所所長

小口 幸人 氏
第二東京弁護士会会員
前宮古ひまわり基金法律事務所所長

杉岡 麻子 氏
東京弁護士会会員
日弁連災害対策嘱託

岡本 正
第一東京弁護士会会員
広報委員会副委員長
【亀山】亀山元(はじめ)です。大阪弁護士会所属の58期です。前に岩手県遠野ひまわり基金法律事務所の所長をしておりました。平成21年1月に赴任して平成26年2月まで約5年間、遠野ひまわり基金法律事務所の所長をしておりました。平成23年3月に震災があり、その後に震災についての被災者の方に対する法律相談なども行ってきました。今回は災害弔慰金の支給に関する法改正について主にお話したいと思います。よろしくお願いします。
【小口】小口幸人と申します。現在第二東京弁護士会に所属、期は61期です。平成22年の4月に宮古ひまわり基金法律事務所に赴任しまして、平成25年の10月末まで所長を務めました。東日本大震災が起きた時にも被災地にいました。その後被災者の支援活動の方に力を尽くさせていただいております。東京に戻った後は日弁連の災害復興支援委員会と災害対策本部に所属しています。本日は主に相続放棄の熟慮期間延長の法改正についての話をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
【杉岡】東京弁護士会の55期の杉岡麻子と申します。私は平成17年から3年間新潟県長岡市に「震災復興を目指す中越ひまわり基金法律事務所」の所長として赴任しておりました。その後東京に戻り日弁連災害復興支援委員会に所属し、また東日本大震災発生後は日弁連災害対策本部の嘱託をしております。私は二人の先生方と違いまして震災当時は東京にいましたので、現地の声を日弁連に繋ぐパイプ役に努めました。
【岡本】第一東京弁護士会所属で56期の岡本正と申します。震災当時は内閣府におりまして行政改革を担当していましたが、直後に日弁連の災害対策本部の嘱託室長も兼任することになりました。現在、災害復興支援委員会に所属しています。本日は司会を務めさせていただきます。早速ですが、まずは亀山先生から災害弔慰金に関する法改正の経緯をお話しいただきたいと思います。

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