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地方議会議員と弁政連神奈川支部会員との勉強会・交流会
神奈川支部 幹事 井澤秀昭(55期)
弁政連神奈川支部では、神奈川県下の地方議会議員と勉強会・交流会を行っている。以前行った横浜市議会議員との勉強会・交流会では約40名の参加者があり、若手弁護士の参加者が多いのが目立った。今年の7月4日(金)にも県西地域(横浜地方裁判所小田原支部の管轄内)の地方議会議員との勉強会・交流会が予定されている。
勉強会では、公職選挙法など実務的な問題などを扱い、交流会では、地方議会議員と弁護士とがどのように関わることができるのかその可能性及び具体的な方策について議論が行われた。地方議会議員と弁護士とがお互いに良好な関係を作ることができれば、市民の法的トラブルに速やかに対応でき市民の権利・利益の迅速な救済・擁護が可能となる。このことは、弁護士、特に若手弁護士にとって新たな活躍の場を提供することにもなる。弁政連神奈川支部では、参加議員の選挙区ごとに参加弁護士を紹介し、何か法的問題が生じた場合にはその弁護士にいつでも相談できるような仕組みを作ることを考えており、一部実施しているところである。
神奈川県には弁護士会の支部が4つあるので、今後も随時各支部で地方議会議員との勉強会・交流会を実施し、地方議会議員との結びつきを深めて行きたい。今後の具体的な活動として、弁護士の活動領域の拡大を一つの軸として、地方議会議員のニーズの多い条例制定や成年後見の問題等をテーマに勉強会を開催するとともに、参加した地方議会議員と弁護士とが協働して研究を行うワーキンググループ等を設置し恒常的な活動を行っていきたいと考えている。
以上
全国弁護士市長会総会開催される
本年6月4日ホテルニューオータニにて、全国弁護士市長会総会が開催された。総会には、弁護士資格を有する市長として、鈴木俊美栃木市長(栃木県弁護士会32期)、川合善明川越市長(東京弁護士会31期)、濱田剛史高槻市長(大阪弁護士会48期)、泉房穂明石市長(兵庫県弁護士会49期)、酒井隆明篠山市長(元兵庫県弁護士会33 期)、山下真生駒市長(元大阪弁護士会52期)が出席、オブザーバーとして、日本弁護士連合会村越進会長ほか4名、日本司法支援センターから田中晴男理事ほか1名、日本弁護士政治連盟から平山正剛理事長ほか2名が出席した。山下生駒市長の議事進行により、各市での活動状況の報告に引き続いて、日弁連、日本司法支援センター、弁政連それぞれからも自治体への任期付職員の人材供給を始めとする取組の報告等を行い、また意見交換を行った。全国弁護士市長会は、2012年から開催され、総会以外に、昨年7月に大津市で、本年2月に篠山市で弁護士市長会を開催し、情報交換に努めている。本会の、そして各市での、今後の活動の発展が期待される。
(幹事長 出井直樹)

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