弁政連ニュース
特集〈座談会〉
国選付添人制度拡大の
意義を語る (1/4)
意義を語る (1/4)
司 会 | 斎藤義房 本部副理事長兼広報委員長 |
出井直樹 幹事長 | |
小川晃司 本誌編集長 |
須納瀬 学(38期)
東京弁護士会
日弁連全面的国選付添人制度実現本部
事務局長
土橋 央征(57期)
東京弁護士会
日弁連全面的国選付添人制度実現本部
事務局員
金子 祐子(59期)
横浜弁護士会
横浜弁護士会子どもの権利委員会委員
山口 弥生(57期)
宮崎県弁護士会
宮崎県弁護士会子どもの権利委員会委員
はじめに
【斎藤広報委員長】本日は、国選付添人の制度拡大の意義を語るということで座談会をさせていただきます。私は司会を務めます広報委員長の斎藤と申します。国選付添人制度の拡大は、日弁連の年来の悲願でありまして、特に2009年に実現本部をつくり本格的な運動を開始しました。2013年2 月の法制審議会総会で、被疑者国選弁護人の対象事件の範囲まで国選付添人の対象事件を拡大しようという少年法改正要綱が全会一致で採択され、いよいよ法制化に向けての取組が重要になっています。本日は、付添人の必要性、重要性を、実践を踏まえて話し合っていただきたいと思います。それでは早速出席している皆さんの自己紹介から行きましょう。
【須納瀬氏】私は東京弁護士会の須納瀬学と申します。従来から日弁連の子どもの権利委員会に所属して少年法の改正問題などに携わってきましたけれども、2009年から立ち上がりました全面的国選付添人制度実現本部の事務局長として制度の拡大に取り組んで参りました。
【山口氏】宮崎県弁護士会所属の山口弥生と申します。私は宮崎県弁護士会で子どもの権利委員会に所属しています。付添人の法案が通るように協力できたらと思っております。
【土橋氏】大阪弁護士会の土橋央征です。私も大阪弁護士会で子どもの権利委員会と日弁連の全面的国選付添人制度実現本部に所属して、少年事件や少年法改正に取り組んでいます。付添人が果たせる役割は非常に大きいものですから、できるだけ法案成立を早期に実現してほしいと思っております。
【金子氏】横浜弁護士会に所属している金子と申します。私は登録当初から地元の弁護士会の子どもの権利委員会の方に所属させていただいておりまして、その後日弁連の子どもの権利委員会に参加させていただき、全面的国選付添人制度実現本部の事務局次長を務めてきました。少年事件は、法的な援助を受けられるか受けられないかによってかなり結果が違ってくるので、今回、是非法改正がされますように、自分自身も頑張っていこうと思います。どうか宜しくお願いします。
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