弁政連ニュース
新年のご挨拶
新年のご挨拶に
かえて
日本弁護士政治連盟
理事長 平山 正剛
明けましておめでとうございます。
昨年は、歳も押し迫った中、衆議院議員総選挙が行われ、少子高齢化社会に対応する社会保障制度改革問題、消費税増税問題、原子力発電の続廃問題を含めたエネルギー政策の在り方、TPP問題、東日本大震災の復興支援問題等の争点をめぐり、国民の厳粛な審判が下りました。
「法の作り手」である国会議員の先生方には、その結果を厳粛に受け止めていただき、党派を超えて100年後の歴史家の評価にたえうる見事なお取り組みを切に願うものであります。
「「法の担い手」であるわれわれ弁護士も「公共性の空間」を支える立場から民意の実現のため、全力を尽くさなければなりません。
「弁政連は、今年も東日本大震災後の復興支援活動のさらなる充実や、法曹人口問題、法曹養成制度の改革問題等、司法がかかえる問題についての日弁連執行部の活動を支え、全力を尽くす決意であります。
会員の皆様におかれましては、尚一層のご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
新たな時代を
見据えて
日本弁護士連合会
会長 山岸 憲司
新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、年末に再度の政権交代があり、慌ただしい空気の中の年越しとなりました。私としましても、史上初の再選挙を経ての日弁連会長就任ということで、激動の1 年でしたが、執行部一丸となって、難局にある会務運営に取り組んでまいりました。
弁政連主催の各政党との朝食会では、災害復興問題や法曹養成問題、取調べの可視化をはじめとする刑事司法改革問題などを中心に、多くの課題について意見交換させていただき、ご理解を求めてきました。
新たな政権の枠組みの中で、日弁連としての主張をどこまで受け容れてもらえるかは改めて努力していかなければならない場面もあろうかと思いますが、弁政連の皆さまのご協力を得ながら、着実に課題を実現できるように、邁進していきたいと存じます。
また、昨今、弁護士不祥事が相次いで発覚していることについては強い危機感を持って、弁護士の信頼回復のために、弁護士倫理や職務規範の徹底を改めて求めていく所存です。
新たな時代を見据えて、未来志向で困難な時代への対処に向けて、一層のご協力、ご支援をお願い申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
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