弁政連活動日誌
令和5年7月
政党懇談会
2023年5月から6月にかけて、自由民主党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、日本共産党及び国民民主党との懇談会を開催しました。
日弁連からは各懇談会で共通して、次のテーマが出されました。
- (1) えん罪被害の防止・救済に向けた取組-再審法改正を中心に-
- (2) 法律扶助改革へ向けての今後の取組-ひとり親支援の現状と次の重要課題-
(幹事長 齋藤 和紀)
自由民主党(2023年5月16日)
2023年5月16日、自由民主党との懇談会が開催された。自民党から、逢沢一郎 選挙制度調査会長、山本有二 税制調査会副会長、柴山昌彦 教育・人材力強化調査会長、世耕弘成 参議院幹事長、森まさこ 内閣総理大臣補佐官をはじめ25名の国会議員が出席された。日弁連・弁政連からは小林元治会長、菊地裕太郎 理事長をはじめ弁護士30名が出席した。日弁連から、各テーマについて説明・報告がなされた。自民党からは、各テーマに関する意見が出されるとともに、改正入管法、LGBT法案、外国人との共生社会の実現、国際仲裁の活用、所有者不明土地問題・空き家対策など幅広いテーマについて発言があった。 (企画委員会副委員長 南 裕史)
公明党(5月23日)
2023年5月23日、公明党との懇談会が開催された。公明党から、山口那津男 代表、北側一雄 副代表、石井啓一 幹事長、大口善徳 政務調査会長代理、濵地雅一 安全保障部会長、國重徹 内閣部会長をはじめ11名の国会議員が出席された。日弁連・弁政連からは、小林 会長、菊地 理事長をはじめ弁護士31名が出席した。日弁連から、えん罪被害の防止・救済に向けた取組、再審法改正、民事法律扶助制度改革へ向けての今後の取組などについて説明・報告がなされた。公明党からは、これらのテーマについての意見が出されるとともに、関連して、オンライン接見、証拠開示制度、法テラスの在り方など具体的な課題についての意見が出された。 (企画委員会副委員長 金ヶ崎 絵美)
立憲民主党(5月11日)
2023年5月11日、立憲民主党との懇談会が開催された。立憲民主党から、泉健太 代表、逢坂誠二 代表代行、枝野幸男 前代表・憲法調査会参与、中川正春 党憲法調査会長をはじめ13名の国会議員が出席された。日弁連・弁政連からは、小林 会長、菊地 理事長をはじめ弁護士28名が出席した。日弁連から、各テーマについて説明・報告がなされた。立憲民主党からは、各テーマについて意見が出されるとともに、出入国管理法、難民認定、死刑制度、生成AI、LGBTなど、幅広いテーマについて発言がなされた。 (企画委員会副委員長 本多 秀成)
日本維新の会(5月26日)
2023年5月26日、日本維新の会との懇談会が開催された。日本維新の会から、藤田文武 衆議院議員、鈴木宗男 参議院議員、小野泰輔 衆議院議員、岩谷良平 衆議院議員をはじめ7 名の国会議員が出席された。日弁連・弁政連からは、小林元治 会長、菊地裕太郎 理事長をはじめ弁護士29名が出席した。日弁連から、各テーマについて説明・報告がなされた。日本維新の会からは、技能実習生制度の見直しや再審制度について積極的に取り組みたいとの表明があるとともに、直近の裁判所における文書の廃棄の問題や保釈中の被告人にGPS端末の装着を義務付ける刑事訴訟法改正、現在の入管法や難民に係る問題など幅広いテーマで発言があった。 (企画委員会副委員長 安本 侑生)
日本共産党(5月18日)
2023年5月18日、日本共産党との懇談会が行われた。日本共産党からは、志位和夫 委員長、小池晃 書記局長、弁護士である仁比聰平 参議院議員、山添拓 参議院議員をはじめ、10名の国会議員が出席した。日弁連・弁政連からは、小林元治 会長、菊地裕太郎 理事長をはじめ32名が出席した。日弁連からは、再審法改正と法律扶助改革へ向けての取組を報告し、日本共産党からは各議員が注力する政治課題についての報告がなされた。外国人の人権、とりわけ入管行政の実態や子どもコミッショナー制度をはじめとする子どもの権利保護、憲法と安保法制など多くの課題意識を両者が共有していることへの言及がなされた。 (企画委員会副委員長 久道 瑛未
国民民主党(6月2日)
2023年6月2日、国民民主党との懇談会が開催された。国民民主党からは、玉木雄一郎 代表、大塚耕平 代表代行、古川元久 企業団体委員長、舟山康江 参議院議員会長、鈴木義弘 幹事長代理をはじめ12名の国会議員が出席された。日弁連・弁政連からは小林 会長、菊地 理事長をはじめ弁護士26名が出席し、各テーマについて説明を行った。国民民主党からは、共同親権、緊急事態条項、出産直後の女性への取り調べ、プライバシー権、判検交流、自白中心の捜査、空襲被害者の救済、生成型AIの法的諸問題、AI等が収集する情報の中立性確保の方法、性自認と差別、日米地位協定など多岐にわたるテーマについて質疑があった。 (企画委員会副委員長 稲村 宥人)
懇談会資料
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