弁政連ニュース

クローズアップ

法律・医療の専門知から立法府を支える政治家
~友納 理緒 参議院議員との懇談会~

2023年1月16日、友納 理緒 参議院議員(自由民主党・比例代表、第二東京弁護士会会員・修習64期)との懇談会が参議院議員会館にてオンライン併用のハイブリッド形式で開催されました。友納議員は、弁護士、保健師そして看護師としてのキャリアに加え、国会議員政策担当秘書を経て、昨年参議院議員に当選されました。当日は、菊地裕太郎 理事長、三宅弘 副理事長(企画委員長)、菰田優 幹事長をはじめ、日弁連 小林元治 会長、友納議員の早稲田大学法科大学院時代の同窓生を含め幅広く計21名の参加がありました。

友納議員は、国会を活性化させる観点から現状維持で満足せず、常にバランス感覚をお持ちで、与野党を超えて日本の政治をよりよくする意欲に満ちていました。友納議員は厚生労働分野における知見が深く、訪問看護における課題や新型コロナワクチン注射の担い手の法的位置付け、2022年障害者総合支援法改正の際のエピソードを法的に整理してお話いただきました。また、議員が取り組みたい課題を法律・制度に結びつける際に、弁護士との協働によってより政策実現が可能との提起もありました。

会場からは、法律解釈だけでなく、社会現場をよく知る専門家としての弁護士を立法過程において活用してもらえればとの声が上がりました。弁政連で定期的に弁護士が議員と交流を深め、政策と法律的視点を組み合わせていく仕組み作りができればと考えます。

(企画委員会副委員長 久道 瑛未)

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熊谷 俊人 千葉県知事との意見交換会

千葉県支部 支部長 齋藤 和紀

2022年12月21日、熊谷 俊人 千葉県知事と弁政連千葉県支部との意見交換会を開催し、弁護士会からは 篠崎 純会長をはじめ5名、当支部からは12名、総勢17名が出席しました。

知事から、保育園政策の紹介、自然保育の制度設計について紹介、県の転入増加率、児童養護政策の取組み、男女共同参画条例の取組み紹介、産業用地整備・成田空港開発の必要性、文化政策について人的資源の不足の問題点など、県政の幅広い分野のご説明をいただきました。

当支部からは、弁護士会の取組みとして、①スクールロイヤーの現状と課題、②学校への出張事業制度の概要、③被措置児童虐待、意見表明支援など児童虐待関連について説明を行いました。

知事からは、児童福祉や教育分野の人材確保の重要性、職員のキャリアパスや人材育成プログラムの課題、弁護士会による条例制定の関わりについて、議会を含めた幅広い活動の必要性について指摘されました。

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