弁政連ニュース

ごあいさつ

就任ごあいさつ


理事長 菊地 裕太郎

政策・声・信頼の
架け橋に


日本弁護士政治連盟
理事長 菊地 裕太郎


このたび、令和3・4年度弁政連理事長に就任しました。よろしくお願い申し上げます。

弁政連は、法曹・司法と立法の間の架け橋になることがミッションとされています。「架けるもの」は主に3つあります。1つは、いうまでもなく日弁連(各弁護士会を含む)の政策を、その実現に向けて届けることです。弁政連は日弁連の政策と異なる方向に架け橋を作ることはできません。2つめは、日弁連が国民の声を届ける、とりわけ人権擁護の核である社会的弱者と言われる方など少数者の声を届けることです。3つめは、人との架け橋です。日頃のお付合いを通じて日弁連と議員・政党等との顔の見える関係を、党派を越えて築いていくこと、弁政連はこの架け橋が、ことのほか重要です。国政に当たられる国会議員の先生方との、また各種議員連盟・政党などとの意見交換会や懇談会を開催したり、議員の政策勉強会の参加などを通じ、立法府や行政機関と日弁連との間で、立場や意見の相違を越えた信頼が生まれることを目指し活動しています。私も日弁連会長時代には、村越進前理事長初め弁政連の皆様に随分力添えを賜りました。今度は、荒中会長に恩返しをする番です。村越前理事長の路線を継承し、しっかり日弁連をサポートして参りたいと存じます。弁護士の皆様には、以上の弁政連の活動をご理解賜り、一人でも多くの方が会員となって、一緒に架け橋を支えて戴きたく、切にお願い申し上げます。

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退任ごあいさつ


前理事長 村越 進

市民に寄り添う
日弁連と弁政連を


日本弁護士政治連盟
前理事長 村越 進


本年5月17日に開催された定期総会をもって、弁政連理事長を退任いたしました。2期4年の在任中、各政党と国会議員の皆様には大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。また、日弁連執行部と弁政連の役員・会員・職員の皆様には、力強いご支援をいただきました。厚く御礼申し上げます。

司法が市民の期待に応えその使命を果たすためには、法曹三者の協力のもと、民事・刑事の司法制度や法曹養成制度をはじめとして、様々な改革を不断に進める必要があります。私たち弁護士・弁護士会は、常に市民目線で改革を提起し、先頭に立って取り組まねばなりません。ところで、改革の多くは立法や予算を要するものです。従って、当然ながらその実現のためには、立法府や行政機関にもご理解をいただくことが不可欠となります。

そこで、弁政連は、司法・法曹と立法の架け橋の役割を果たすべく様々な活動をしています。その一つが、日弁連執行部と国会議員の先生方との懇談会や意見交換会の開催です。日弁連執行部が幅広い国会議員の先生方とそうした機会を積み重ねることによって、立場や見解の相違を超えて相互理解が深まり信頼関係が醸成されることはとても大切です。

菊地新理事長をはじめとする新執行部の下、弁政連がさらに発展することを期待し、皆様の一層のご理解・ご協力をお願い申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。

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