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2020年度定期総会・理事会を開催

~今年度はハイブリッド型で開催~

2020年8月5日、東京の弁護士会館講堂クレオと全国各地のZoomによる参加者を結んで、弁政連の2020年度定期総会と理事会が開催されました。当初5月14日に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染の拡大のため、時期を8月に延期するとともに、Zoomによる参加も認める、いわゆるハイブリッド型で開催しました。会場には15人が参加し、Zoomによる参加者は57人でした。

総会では2019年度の活動報告のほか、兵庫県、熊本県、福岡県、山形県から支部活動の報告が口頭でなされました。そのうち、兵庫県からは各政党との意見交換とされた「全国一位の見守りネットワーク」の紹介があり、熊本県からは、7月4日の大雨による洪水被害に対する全国からの支援に感謝する旨の発言がありました。本部の今年度活動方針においても、「大規模災害、新型ウイルスの蔓延などの事態に対応するため、日弁連等と国会議員等が連携して活動できるように両者のかけ橋となる」という項目の追加が提案され、満場一致で承認されました。

続く理事会では、予算・決算の承認と、常務理事1名の追加選任(増員)等が決議されました。

(幹事長 谷 眞人)

2020年度活動方針

本年度、日本弁護士政治連盟(弁政連)は、以下の諸活動に重点的に取り組んでいきます。

  1. 日本弁護士連合会、弁護士会連合会、弁護士会と国会議員等の政治家とのかけ橋となり、偏りのない広い視野から、日弁連等の政策課題の実現に向けて共に邁進していきます。
  2. 国政選挙に際しては、前項の方針に従って、適正な選考による推薦・支援活動を行います。
  3. 首長や地方議会、自治体との連携等を含めた支部活動につき、一層の充実・強化を目指すとともに、本部と支部間の情報共有と連携並びに支部相互間の交流を推進します。
  4. 大規模災害、新型ウイルスの蔓延、その他国民生活が脅かされるような事態に対して、日本弁護士連合会・弁護士会連合会・弁護士会と国会議員、地方自治体の議員等が連携して国民生活を守るための活動を進められるように、両者のかけ橋となります。
  5. 弁護士が、今までにも増して、政治・行政の場で活躍できるように、議員への立候補の支援や人材の育成、政策秘書や行政機関等への就任促進等を進めていきます。
  6. 会内外に対して、より認知度を高めるために、広報活動を充実させます。
  7. 存在感を高め発言力を強化するために、支部未設置の弁護士会をなくし、組織の強化、財政的基盤の拡充を図ります。

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