弁政連ニュース

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全国支部懇談会を開催

(幹事長 谷 眞人)

全国支部懇談会を開催

2020年1月16日午後3時半より、東京のJA共済カンファレンスホールにおいて、弁政連の全国支部懇談会が開催された。当日は、27支部から支部長・幹事長等が出席し、村越理事長ほか本部役員等を含めて計45人の参加を得た。

今年度の支部懇談会は、組織強化に関する報告、2019年施行の参議院議員選挙対応の総括、支部間交流等の支部の活動をテーマに報告と意見交換を行った。

2019年11月に新たに設立された山形県支部について、設立に至るまでの経緯、設立総会の様子等が報告され、愛媛、高知でも支部設立へ向けた機運が高まっている等の報告があった。また、2019年中に開催された支部間の交流として三重県と千葉県、札幌と兵庫県各支部間の交流の様子が報告され、互いの取組みや悩みを相談し、懇親を深める等、有意義な交流だったとの報告がなされた。

さらに、支部における特色のある活動として、茨城支部の種田支部長から、2019年の豪雨災害に関して、特定非常災害指定のために、国会議員とのつながりを活かして活動を行い、迅速に指定が行われた例等の報告があった。日頃からの地道な交流が、いざというときに役立つという、弁政連活動の意味を再確認できる好事例だと思われた。

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少数者が生きやすい社会の実現へ
〜伊藤孝江 前参議院法務委員会理事と懇談〜

伊藤孝江 前参議院法務委員会理事と懇談

2020年3 月10日、東京の弁護士会館に伊藤孝江参議院議員(公明党)をお招きして、懇談会を開催しました。大阪弁護士会会員(元同会人権調査室長)である伊藤議員は、1998年に弁護士登録され(修習50期)、2016年の選挙施行の参議院議員選挙において初当選されました。兵庫県選挙区の定数が2名から3名と増員になり、公明党として初議席を獲得するために出馬したのがきっかけでした。参議院では厚生労働委員会、法務委員会等に所属され、とくに法務委員会では法曹でない議員にも理解できるように「法廷通訳制度」等の説明をし、存在感を発揮してきました。

懇談会では、出馬の経緯や法曹資格が議員活動に与える影響から始まり、与党議員であることの意義についてもご説明いただきました。すなわち、日弁連の意見を立法の場で実現するためには、鍵となる与党議員の共感を得、様々な利害関係を調整し落としどころを付けていくことが必要だということです。

弁政連の企画委員11名のほか弁政連役員、白承豪副会長(議員選挙区である兵庫県弁護士会)をはじめとする日弁連関係者、議員所属弁護士会からは小原正敏元大阪弁護士会長(弁政連大阪支部長)が出席して、伊藤議員に対して続々と質問がなされましたが、伊藤議員は様々な視点からご自身の知見を交えて積極的に応答してくださり、非常に充実した懇談会となりました。終了後に予定していた懇親会は残念ながらコロナウイルスの影響によって中止せざるを得ませんでしたが、その分、定刻が過ぎても話がいつまでも尽きることがなく、意義深い集まりでした。

(企画委員会副委員長 武山 茂樹)

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弁護士から国会議員政策担当秘書へ

小山 紘一 東京弁護士会会員(新66期)
小山 紘一

気が付けば永田町で働き始めて6年が経ちました。長らく野党議員の秘書でしたが、昨年からは与党議員の政策秘書となり、今は、著作権法や個人情報保護法等の重要な法律の改正に向けて、政府の担当者と一体となって取り組んでいます。弁護士として立法にこれだけ深く関われることは、本当に貴重な経験です。

山田太郎参議院議員(比例代表・自由民主党)政策担当秘書

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