弁政連ニュース

特集

理事長 村越 進

荒新執行部との連携を
一層強化


日本弁護士政治連盟
理事長 村越 進


日弁連が掲げる政策課題の多くは、実現のために立法や予算を必要とします。このことは、裁判所法の改正により実現した司法修習生に対する給費型の経済的支援一つとっても明らかです。

弁政連は、日弁連執行部との緊密な連携のもと、日弁連の方針を踏まえその政策実現を政治面でサポートする団体です。具体的には、立法府(政党・国会議員等)との意見交換や各方面に対する要請行動を行い、日弁連の政策が広く社会の理解と支持を得られるよう全方位的に取り組んでいます。ことに、全国の弁政連支部において、地元選出の国会議員や首長・地方議会との連携を強化することを重視しています。弁護士会員には見えにくい黒衣のような活動ですが、弁政連は、強制加入団体である日弁連が対応できない分野を補完する不可欠な存在です。

他士業の政治連盟もたいへん活発に活動されています。弁政連も遅れをとることなく、荒新執行部を力強くサポートしていきたいと思います。

そのためにも、弁政連の組織を強化し活動の充実を図らねばなりません。一人でも多くの弁護士会員、ことに日弁連・弁護士会の活動を担いその政策実現を願うすべての弁護士会員が、弁政連に加入されることを切に期待しています。

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会長 荒 中

弁政連との連携による
政策の実現


日本弁護士連合会
会長 荒 中


3月11日実施された日弁連会長選挙(再投票)において、1万113票ものご支援をいただき、また全ての弁護士会の4分の3以上となる40弁護士会で多数を得ることができました。私は今回の選挙においてオール日弁連を確立することを強く訴えてきましたが、その礎を築くことができたように思います。会員の皆様のご支援に心より感謝しております。

さて、日弁連がこれまで取り組んできた課題は範囲が広いだけでなくその内容も深化しています。憲法改正問題や死刑廃止に向けた取組み、法曹養成・法曹人口問題、男女共同参画社会の実現に向けた取組み、民事司法改革や刑事司法改革についての取組み、様々な人権諸課題の解決もしくは克服に向けた取組みなど、多様な分野において調査・研究・実践の成果が日々蓄積され、これを基にしてさらに活動が積み重ねられています。

このような日弁連の活動の成果を法律の制定や改廃につなげたり、その運用の改善に結びつけるためには、政治の分野への働きかけが必須になります。

この役割を積極的に担って頂いているのが弁政連であり、日弁連としては、これまで以上に連携を密にして強力に活動を展開したいと思っています。是非、ご協力をお願いしたいと思います。

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