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弁護士議員に聞く


松平 浩一 議員
松平 浩一 議員

衆議院・比例北陸信越(立憲民主党)
東京弁護士会会員

(インタビュアー 企画委員会副委員長 丸尾 南都子)

法曹から国会議員を目指したきっかけ
地方を再生したいという思い

弁護士として企業再生・事業承継に携わっていたときに、地方に行って仕事をする機会がありました。そのとき目の当たりにしたのは、シャッター街や、高い技術力がありながら黒字倒産する企業といった現実でした。このような地方の再生に尽力したいという思いを抱いたことが、国会議員を目指したきっかけです。

弁護士としても、買収先や承継先へのマッチング支援により、後継者のいない企業の存続を手助けすることができます。しかし、規模の小さい中小企業などで、買い手がそもそも見つからないような企業に対して、打つ手が少ないという歯がゆさを感じていました。そのような中で、国会議員であれば、法改正を行い、人材や税務等の必要な分野を巻き込んだ政策を推し進めることで、根本的な解決を図ることができるのではないかと思いました。

法曹資格が議員活動に与える影響
法案を精査できる

新しい法案を示されたときに、中身を精査できるところが強みです。

弁護士として仕事をしている際は、海外の企業とかかわる機会も多かったのですが、日本の法律は曖昧でわかりにくい部分が多いと言われることがありました。このような曖昧な表現があることで、海外の企業が日本でビジネスを始めることに不透明さを感じ、躊躇するケースがあります。このように、法律の文面が、ビジネスの障壁となってしまっている側面があると感じていました。そのため、これから世に出る新たな法案については、深く読み込んだ上で委員会に臨み、委員会質疑でより明確、明瞭にするよう努めています。

実現したい政策課題
地方創生政策を推し進めたい

日本全体の経済活性化のためにも、地方創生は不可欠だと考えています。そのためには、既存の企業の誘致も重要ですが、それと共に、その地方の特性や強みを活かした起業や新規事業の立ち上げも支援していく必要があります。

私自身、海外でプロサッカークラブを創設した経験があります。その際には、現地の法律やローカルルールに則りながら、資金集めから選手育成、チーム運営まで、当該地方の人材を活用しながら、ありとあらゆる業務をこなしてきました。これらの経験を、地方での起業や新規事業立ち上げの支援にも役立てていきたいと考えています。

法曹へのメッセージ
法律の不備について意見を寄せてほしい

法律は、実際に使われて初めて不備が明らかになることも多いです。法律と日々向き合っている弁護士の皆様には、法律の不備や現状に合っていない点について、意見を寄せてほしいと思っています。


松平議員は、弁護士業務は勿論、サッカークラブ創設やIT企業勤務等、多様なご経験があり、それらの経験に裏打ちされた問題意識と実行力があると感じました。弁護士資格がある政策秘書を置いていることから、法案の精査の面でも益々ご活躍されることと期待しております。(丸尾 南都子)



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