弁政連ニュース

特集

理事長 村越 進

菊地新執行部を
力強くサポート


日本弁護士政治連盟
理事長 村越 進


日弁連が掲げる政策課題の多くは、実現のために立法や予算を必要とします。このことは、昨年裁判所法の改正により実現した司法修習生に対する給費型の経済的支援一つとっても明らかです。

弁政連は、日弁連執行部との緊密な連携のもと、日弁連の方針を踏まえその政策実現を政治面でサポートする団体です。具体的には、立法府(政党・国会議員等)との意見交換や各方面に対する要請行動を行い、日弁連の政策が広く社会の理解と支持を得られるよう取り組んでいます。ことに、全国の弁政連支部において、地元選出の国会議員や首長・地方議会との連携を強化することを重視しています。

弁護士会員には見えにくい黒衣のような活動ですが、弁政連は、強制加入団体である日弁連が対応できない分野を補完する不可欠な存在です。

他士業の政治連盟もたいへん活発に活動されています。弁政連も遅れをとることなく、菊地新執行部を力強くサポートしていきたいと思います。

そのためにも、弁政連の組織を強化し活動の充実を図らねばなりません。一人でも多くの弁護士会員、ことに日弁連・弁護士会の活動を担いその政策実現を願うすべての弁護士会員が、弁政連に加入されることを切に期待しています。

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会長 菊地 裕太郎

弁政連と二人三脚で
日弁連の政策実現を
目指す


日本弁護士連合会
会長 菊地 裕太郎


4月より会長に就任しました。日弁連会長選挙においては、これまで最多の13,014票をいただき、全52弁護士会で多数を得ることができました。会員の皆さまのご支持に心より感謝申し上げます。

取り組むべき課題は山積しておりますところ、本年度は特に弁政連のご協力が是非とも必要となってきます。憲法改正問題については、会内で多様な意見が交わされていますが、これまで積み上げてきた立憲主義・恒久平和主義堅持の立場に立脚して、弁護士・弁護士会の意見を慎重かつ丁寧に集約していかなければなりません。そして、集約した日弁連の意見を党派を超えて広くアピールしていく必要があります。弁政連におかれては、日弁連と与野党・国会議員との架け橋となって、日弁連の意見を反映できる機会と場をつくっていただければと存じます。

憲法改正問題の他にも、政治の力を借りなければならない多くの政策課題があります。弁政連には全方位的な政治との接点があり、日弁連の国会議員とのパイプの通りをよりよくするため、重要な役割を担っています。日弁連は、弁政連と二人三脚で、この重要な局面をしっかりと乗り越えて政策を実現していく覚悟でありますので、一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

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