弁政連ニュース
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弁護士議員に聞く
國重 徹 議員
衆議院・大阪5 区(公明党)
大阪弁護士会会員
(インタビュアー 企画委員会副委員長 関口慶太)
法曹から国会議員を目指したきっかけ
苦しむ人々を助けるのが原点
目の前の苦しんでいる人たちを放っておけず、他の弁護士が断るような難事件も引き受けてきました。そんな折、党から候補者の話を頂き、弁護士の経験も踏まえ、今後は法律を作る立場になってより多くの苦しんでいる方々の力になろうと、強い覚悟で、政治の道を志しました。
法曹資格が議員活動に与える影響
リーガルマインドと交渉力という武器
弁護士の力と経験は活きています。例えば、原則と例外、必要性と許容性といったリーガルマインドは、政策論で有用です。また、多様な意見、価値観がある中で合意形成を図るのが政治です。党内の立場等にもよりますが、合意形成の過程で、弁護士時代に培った「落としどころを探る」技術、交渉力が、活かされてくると思います。
実現したい政策課題
発展の土台は平和にある
悲惨の二字を無くしたい想いが原点なので、やりたいことは無数にあります。景気・経済、社会保障、教育、労働、震災復興など、国民生活に直結する課題に幅広く取り組んでいます。
その上で、全ての土台は平和です。議員1年目、海外視察に行く新人議員も多い中、私は政治家としての確固たる背骨をつくるため、広島と沖縄に赴き、被爆、戦争の体験者から話を伺いました。わが国を平和国家としてより発展させ、アジア、世界の平和に貢献したいと思っています。
議員になった実感と法曹へのメッセージ
現場の声を政治に活かします
国民生活に多大な影響を及ぼしうる政治家の責任の重さ、やりがいを感じます。皆さんが何に困っているのか、何を求めているのか。これが政策の出発点です。だからこそ、現場を歩くこと、国民のニーズを的確に掴み取る感度や人間力を磨くことが重要だと実感しています。
現場の最前線にいる先生方には、その声を是非届けて頂きたいと思います。真摯に検討し、現場の声をカタチにするのが私の仕事です。
長年現場の最前線で働き続けた國重先生。國重先生のお話からは、「なんとしても苦しむ人々を助けるための政策を成し遂げたい」という強い覚悟を感じました。
國重先生のよりいっそうの御活躍をお祈り申し上げます。(関口慶太)
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