弁政連ニュース

新年のご挨拶

理事長 平山 正剛

年頭のご挨拶


日本弁護士政治連盟
理事長 平山 正剛


明けましておめでとうございます。

昨年7月、参議院議員選挙で国民の民意が示され、いわゆる国会のねじれ現象が解消されました。「法の作り手」である国会議員の先生方には、党派を越えて100年後の歴史家の評価にたえる見事なお取組を切に願うものであります。

特に、昨年9月、2020年の東京オリンピック開催が決まりました。全世界の人々が、世界一「安全、安心」な美しい国として、心配なく日本を訪れることができるよう、内政、外交に最大限のご尽力をお願い致すところです。

私ども日本弁護士政治連盟(弁政連)の任務は、1つには「法の支配」を指導理念とする日本弁護士連合会(日弁連)の政策を迅速、的確にバックアップすること、2つには各政党との関係においては常に国民、市民の立場に立ち、いわば公共性の空間を担う立場から、常に前向きかつ率直に要請、提言の活動を行うことにあります。

この間の経験に鑑みますと、各政党とも、私どもの立場を十分に御理解いただき、率直な対話をさせていただていることは、大変ありがたいことと深謝申し上げます。

一方、組織内部をみますと、組織強化が喫緊の課題となります。残る12か所で支部を設立いただいて、全地域での支部設立を本年中に達成したいと願っております。

弁政連は、今年も司法がかかえる諸問題について日弁連執行部を支え、全力を尽くす決意であります。会員の皆様におかれましては、一層のご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

▲このページのトップへ


会長 山岸 憲司

世界に誇れる
法の支配rule of law」のゆきわたった国に

日本弁護士連合会
会長 山岸 憲司


明けましておめでとうございます。

昨年は、民主主義、法の下の平等といった根源的価値から議論されてきた「一票の格差」違憲訴訟判決や婚外子相続分差別違憲決定などが最高裁で出されました。また、憲法改正問題、集団的自衛権の行使容認に関する解釈改憲の議論がなされ、そしてまた、特定秘密保護法の問題性について議論が沸騰するなど、立法・行政・司法をめぐって、多くの問題が提起された年でした。

私どもが取り組んできた、原発事故による損害賠償請求の消滅時効期間を延長する特例法の制定、集団的消費者被害回復訴訟制度の実現も果たされ、また、婚外子相続分についての民法改正も実現しました。

国会議員の先生方には、これら多くの問題について意見交換をさせていただき、ご支援をいただきました。心から感謝申し上げたいと思います。

今年も、様々な課題に直面することになると思います。人権擁護団体として、法律家団体として、国民に問題点を明らかにしながら、十分な議論を尽くしていくことによって、この国を過ちのない方向に進め、市民の方々の権利が十分に確保されるよう努力して参りたいと思います。

取調べの録音・録画(可視化)の実現や少年国選付添人の拡大など、刑事・少年事件関係での取組が正念場にきています。

世界に誇れる「法の支配(rule of law)」のゆきわたった国にしていければと思います。

本年も、より一層のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げる次第です。

▲このページのトップへ