弁政連ニュース

クローズアップ〈座談会〉

弁政連支部活動の成果と
新たな展開(1/6)

~若手ともに地域社会のニーズに応える~


平山 正剛 本部理事長
飯田 隆 本部副理事長
兼広報委員長
鈴木 善和 幹事長(司会)
柳楽 久司 本紙編集長
小川 晃司 広報(委)副委員長

 


緒方俊平会員

緒方俊平 会員
広島支部長

杉﨑 茂会員

杉﨑 茂 会員
神奈川支部長

菅野昭弘会員

菅野昭弘 会員
福島県支部常務理事

ご挨拶

平山理事長

【平山理事長】本日は、お忙しい中、皆さんにお集まり頂きまして有り難うございました。私は日頃から申し上げていることですが、弁政連活動の源泉は、何といいましても全国各地域の支部の活動にあります。そしてその活動が活気あるものとなるには、若手会員にとっても魅力あるものとなって頂く必要があろうかと思います。そこで、今日は是非、それぞれの支部活動の現状を忌憚なくお話し頂き、そのお互い刺激しあいながら、弁政連の将来をより豊かなものへと拡げていく一助となればと思います。宜しくお願い致します。

【鈴木幹事長】それでは、進行は私、幹事長の鈴木善和(東弁・39期)が務めさせて頂きます。誠に恐縮ですが、お迎えする本部側からの出席者を御紹介させて頂きます。まず、本部副理事長で広報委員会委員長の飯田隆先生です。

飯田広報委員長

【飯田広報委員長】飯田隆です。26期、第二東京弁護士会です。平成18年度日弁連副会長をさせていただきましたが、当時の日弁連会長は現弁政連理事長の平山先生でした。当時は、貸金業法改正やゲートキーパー問題等、立法課題が多い年でしたが、立法過程の重要性というのを本当に痛感しました。出来上がった法律について、あとで問題を克服するのは本当に大変なことで、立法段階での努力に比較すると、恐らく100倍から1000倍ぐらいの力が必要となるということで、立法過程での働き掛けの重要性を実感したところでございます。そして、そのためには、議員の方と本音でコミュニケーションできる関係にないと、心をオープンにしてもらって問題の核心に入っていけない訳でございまして、そういう意味で、弁政連の重要性を痛感しているところでございます。

鈴木幹事長

【鈴木幹事長】本日は、広報委員会から柳楽久司弁政連ニュース編集長(二弁、54期)と小川晃司副委員長(東弁、54期)にもご出席頂いております。お2人には、若手、というよりも中堅かとも思いますが、お気づきの点、ご発言頂きたいと思います。それでは、早速、お話しを伺って参りたいと思います。本日は、広島支部長で本部の副理事長でもある緒方俊平先生、同じく本部副理事長で神奈川支部長の杉﨑茂先生、そして福島県支部常務理事でこの3月31日まで福島県弁護士会の会長をお務め頂いた菅野昭弘先生にお集まり頂いております。
それぞれ、まず、自己紹介をお願いできますでしょうか。

【緒方広島支部長】緒方(24期)です。これまでお断りしていたのですが、これが最後ということで支部長をお引き受けすることになりました。やるからには、かなり新しい、みんなが生き生きと出来るようなことを本気でやってみようかということで、若い人と相談をしながら様々な企画を組み、少しは実行には移しつつもあるとそんな状況です。

【杉﨑神奈川支部長】杉﨑(29期)です。平成22年の5月から神奈川支部長を務めさせて頂いております。飯田委員長と同じく平成18年度に平山会長の下で日弁連副会長をさせて頂きました。

【菅野福島県支部常務理事】菅野昭弘(46期)です。今日は福島県支部の常務理事の立場で参りましたが、昨年度は福島県弁護士会の会長を務めておりました。3.11から4月中旬までは全く土日無し、その後も8月には文科省の原子力損害賠償紛争解決センターができ、仮設の相談とか双葉町弁護団の話も出て参りまして再び土日のない状態が続くという状況でしたので、文字通り、激務の一年でしたので、この3月でバトンタッチができてホッとしています。


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